我が家で育てているボトルツリーの『リリー』。
前から思っていたのですが、ボトルツリーの周りってなんだか湿ってる?
フローリングの掃除をするとボトルツリーの周りだけなんだか床がキュッキュするんですよね。
名前にもあるように水を発散する気なのかしら?
と思っていたがこの原因がのちに大変な事態を引き起こすことに。
ボトルツリーの葉が落ち始めた
それは4月の初旬。
ふとリリーを見るとその足元には葉がはらはらと落ちていた。
たしか寒い時期には葉を落とすと聞いていたのでその日は気にせず一日を終える。
次の日、また葉が落ちている。今度は2枚。そういう季節なのかな?と気にはなりつつもそのまま放置。
ほとんどの葉が枯れてしまった
仕事もあったの週末まで休む間もなく、改めてリリーを見ると
なんと葉の7割近くが枯れてしまっている…!
フローリングは枯葉のじゅうたんに。
ここで初めて事の重大さに血の気が引き、リリーを購入したフラワーショップに電話を。
店員さんと話をしながら確認したボトルツリーの状況は以下の通り。
- 2週間前から葉が落ち始め、ここ1週間で一気に葉が落ちた
- 葉が茶色く変色している
- 部屋の中で育てていて、日当たりには問題がない
- 水やりも月に1回、根腐れしていると幹が柔らかくなるが、その兆候はない
ちょっと見てみないとわからないとのことで、実際にフラワーショップへ行き見てもらった。
(車を持っていないので、鉢ごとえっちらおっちら抱えて運んでいる…)
原因は害虫(カイガラムシ)
結果は『害虫が原因』とのこと。
カイガラムシと呼ばれる種の害虫で、風通しのない部屋で育てているとホコリが付くなどして発生することがあるそう。
カイガラムシはネットで検索するとやたらとグロテスクなものが出てくるが、リリーについていたのはとても虫とはわからない茶色い斑点?のようなもの。
これが葉裏の根本や茎の節目など、これから成長するところについて栄養を吸い取ってしまうらしい。
今思えば枝になんだか白い糸みたいなものがついてるなーとは思っていたんです。
単にホコリだと見過ごしていましたが実はこれがカイガラムシの出す糸。
そしてその糸がフローリングに落ちてきゅっきゅしてたわけだったんですね。
ボトルツリーが水分を発しているわけではなかった。
ボトルツリーから害虫を駆除する
さて、ついてしまったものは仕方がない。この頃にはさらに葉は落ち、もうはじめの1割程度しか残っていませんでした。
フラワーショップの店員さんによると、
- 薬で駆除する方法もあるが葉が落ちてしまっているので静観する
- 枝についているテカリはカイガラムシの出している液体によるものだからふき取ってあげる
- カイガラムシは布などでこすって取る
- 水やりは葉がなくなって必要とする水分が減っているので以前より慎重に
とのことで家に帰り早速リリーの救助活動に取り掛かりました。
これがかなり大変。霧吹きで湿らせてあげながら一通り吹いていきます。
テカリはけっこうしっかり吹いてあげないと取れない。
カイガラムシに至っては布では取れず、爪とか定規とかを使って削り取るように駆除しました。(やりかたが合っていたのかは不明)
1時間はかかっただろうか…
風通しの少ない室内でなく、しばらくは半日光の屋外で管理し、定期的に枝を見ては駆除のし残しがないかをチェックしました。(糸が出てくるのですぐわかる)
その結果…
カイガラムシの駆除はしたものの、最後には葉は結局すべて落ちてしまいました。
ですがその後も懸命に様子を見ながら、1カ月~2か月ほどたった頃…
ついに葉が生えてきた!!
というか爆発的に新しい芽が成長していきました。
害虫もそうですが、時期的にもやはり葉が落ちる時期だったのかも。
今回は本当に反省。でも気づかないよなぁ…なんにしても復活してよかった!