自宅で育てているボトルツリーの『リリー』。
春になり、先日から目覚ましい成長を遂げています。
冬にほぼすべての葉を落としてしまい(これは自分の管理の不行き届きが原因だったのですが…)心配していましたが無事に葉を付けてくれて一安心です。
ですが、ひとしきり葉を落とし、生えてきた新芽は今ある枝の先端からなのでなんともバランスが悪いということで剪定。
で、剪定した枝をどうするかペットボトルに3、4日差して考えていたところ、挿し木という、切り取った枝をそのまま土に植え替える方法があるそうで。
ボトルツリーを枝から育てることはできるのか
モンステラなどでもこの方法は可能とのことでまぁ行けるのではと思いながら、ボトルツリーでも大丈夫か、リリーを購入したフラワーショップに再び足を運び聞いてみた。
『んー、前例はないけど試してみる価値はあるね』
とのことで、早速週末に土を購入し差し替えたのですがその時の注意点など書いておきます。
挿し木は早めに
まず剪定を行ったら本来は半日ほど水に差し(ペットボトルなど)、その後土に植え替えるようで3、4日は時間が経ちすぎ。
挿し木用の土がある
土は挿し木専用の土があるそうですが、行きつけのフラワーショップにはあいにく在庫がなく、最寄りのホームセンターで購入。
『挿し木専用』と書いている土を探すもそんなものは無い。
あらためてグーグル先生に尋ねてみると、水はけがよく清潔で、肥料分がないことが条件だそうな。
具体的には
- 赤玉土
- 鹿沼土
- 川砂
- バーみゅらいと
- パーライト
など。ホームセンターには置いていなかったが、『挿し木用』という土も実際に販売されているそう。
これを鉢に満たしていくわけだが、土は割と鉢一杯に入れていい。この理由は次の水やりで。
そしてもう一つ、基本的なことかもしれないが、鉢の底にはタイツや水切りネットなど網目の小さいフィルターをかけておかないと鉢の底から流れていってしまうので
水やり
土を用意したら水で湿らせておく。そうなのですが自分は木を差してから水をあげました。
このとき水で湿らすと土の中の空気が抜けて土の量がかなり減ります。
そのため土は多めに入れておいてOK。
発根時期
1カ月ほどすると根が生えてくるそう。
楽しみに待ちましょう!
おわりに
今回できなかったこと&備忘録として
- 挿し木用にカットするのであれば、切り口は斜めに、できるだけ切れ味よくカットするのが良いそう。そのほうが断面積が増え、水をよく吸ってくれる。
- 発根促進剤というものがあってそれを塗ると良いそう。今回は自然の生命力に賭け使用しなかった。(知らなかった)
- 枝は10cmほどが良いそう。ちょっと長かったかも。
- 枝は上からは3本くらい残すのが良いそう。10本くらい残ってる…。でも葉の1枚1枚が小さいのでこのままやってみる。
- 植える時期は5~7月が最適みたい。うちのボトルツリーもこの時期に突然葉をぼんぼん増やしだした。生命力のある枝を使おう。